我が家の長男はこの春から無事高1になりました!
(新型コロナウイルスの影響で休校が続いていますが💦)
高校受験も終わってとりあえずホッと一息、も束の間でして。
もう高校卒業後の進路について決めなければならないんですよ〜!
息子は高校卒業後は大学に進学したいそうで。
いや、大学は学費がかかるのは知っていましたよ。机上では!!!
でもいざ自分の身に降りかかってみると心配になりますね💧特に今は新型コロナで多くの学生さんが大変な状況になっています。
今後社会情勢がどうなっていくのかはわかりませんが、長男の進学までにできることは、今ある情報を頭に入れておくことかなぁと思いまして。
ということで、同じように大学進学を考えているご家庭で、費用の捻出が心配な方へ奨学金についてまとめてみました!
今回ご紹介するのは
- 2020年春からスタートした新制度の奨学金
- 日本学生支援機構(JASSO)の貸与型奨学金
- 日本学生支援機構(JASSO)以外の奨学金
- 日本政策金融公庫『国の教育ローン』
この辺についてお話ししていきたいと思います!
よければ見ていってくださいね!
2020年からの新制度。高等教育の修学支援制度!
2020年4月に新設された奨学金は
授業料、入学金の減免+給付型奨学金です!
入学後3ヶ月以内の定められた期間内に申し込みをすれば、入学金の免除や授業料の減額を受けられます。給付型っていうのが実にありがたい制度です!
新制度の奨学金について少し詳しく
奨学金を受けられる要件
新制度の奨学金を受けられる要件は
非課税世帯か、それに準ずる世帯
学ぶ意欲のある学生
この2つです。
学ぶ意欲とは、学校での成績のほかにもレポート提出などで判断してくれるようです。
成績だけで判断されないのはありがたいですよね。
支給額はいくら?
支給額は各家庭の年収や通う学校によって変わってきます。
簡単な表を作ってまとめてみました。
授業料等の減免の上限

給付型奨学金

シミュレーションしてみました
JASSOが提供しているアプリ『進学資金シュミレーター』があるので、ちょっとシミュレーションしてみました!
Aくん19才。
春から私立大学に通います。
父の年収300万円、母の年収は0円。
4人家族で子供は2人(Aくん本人と、中学生の兄弟)。
Aくんは新制度の奨学金は利用できるでしょうか?
シミュレーションの結果
Aくんは残念ながら上記の表にある支給額の満額はもらえませんが、2/3の支給対象となり、
- 授業料等の減免…年間約47万円
- 給付型奨学金…年間約31万円(月額27000円)
目安ではありますが、このくらいの金額が奨学金として支給される可能性があります。

JASSOの貸与型奨学金
貸与型奨学金は国内の大学や短大、専門学校などに通う人と対象にした奨学金で、2種類あります。
第一種(無利息)
特に優れた学生及び生徒で経済的に著しく修学困難な人が対象。
高校時代の学力も判定基準になりますが、低所得の人はその基準を満たさなくても条件が合えば借りられることがあります。
第二種(利息あり)
年3%を上限とする利息つきの奨学金ですが、在学中は無利息で借りられます。
選考基準は第一種よりもゆるやか。2〜12万円の間で選択可能。
高校時代の成績が平均以上、学ぶ意欲がある、特定の分野で優れた資質がある、のいずれがが判定基準とまります。
貸与型の奨学金についても表にまとめてみました!

ちょっと細かいですが💧
給付型の奨学金よりも世帯年収の上限が緩いので、比較的借りやすい奨学金ではありますね。
返済は15年〜20年で月々の返済額は少ないという安心感はありますが、長期間なので、少し返済が重荷になるかもしれません💧
JASSO以外で安心して利用できる奨学金制度はある?
大学や地方公共団体が行っている奨学金制度
奨学金はJASSOが有名ですが、他にも安心して借りられる奨学金制度といえば、
大学や地方公共団体が行っている奨学金制度もあります!
JASSOのサイトで紹介していたので、リンク貼っておきます。
日本政策金融公庫『国の教育ローン』
日本政策金融公庫が行っている奨学金制度で、350万円まで貸し付け可能。
固定金利(2020.5月調べ 年1,7%)で返済期間は15年でゆっくり。
しかもJASSOとの併用もOK。
世帯年収の上限が幅広いので、年収に引っかかって借りられない人にも対応しています。
- 子供1人…790万円
- 子供2人…890万円
- 子供3人…990万円
看護系の大学の場合はこんな奨学金も
看護系の道に進みたいけど、お金が…という人は、病院が奨学金を貸してくれるところもあります。
”お礼奉公”と呼ばれるものです。
学校卒業後はそこの病院で数年(大体3〜5年程度)勤務すると、なんと奨学金がチャラになるという魅力がある一方で、その間は辞めづらいし、事情があって途中で辞めてしまった場合は奨学金の返済をしなければならないのでちょっと面倒なところもありますが…。
そういうのも覚悟!って人は検討してみてもいいと思います!
ちなみに!!!
私ゆずぴはこのお礼奉公の経験者であります!
なんと5年間勤務しましたよ〜。5年ぴったりで待ってましたかのように辞めましたw
でもすごく勉強になった職場だったし、人間関係もよくて楽しかった思い出ばかりです✨
まとめ
いかがでしたか〜?
ここにあげたもの以外でも民間の企業の奨学金制度もたくさんあります。
また新型コロナウイルスの関係で、奨学金をはじめお金に関する制度も今後変わってくる可能性もあります。
今後の情報に敏感になっていなければ、ですよね!!
ご自分が安心して利用しやすいところを選び、子供たちが楽しい学生生活を送れるように環境を整えてあげたいものです。
ではおしまいです!