どうやったら患者さんや医師とうまくコミュニケーションが取れるのかな?
人見知りナースにとって、コミュニケーションってハードルが高いものです。
私も根は人見知りなので気持ちはとてもわかります。
そんな人見知りの私でも外来で患者さんやスタッフとワイワイ仕事ができるのは、
やはりちょっとした意識づけかなと思います。
そこで今回は、外来看護師のコミュニケーションのコツをお伝えしていきたいと思います!
外来看護師はコミュニケーション能力があったほうがいい
人見知りさんにとっては、できればなるべく人とコミュニケーションはとらずに仕事ができればそうしたいですよね。
でも外来看護師はやはりコミュニケーションをうまくとったほうが断然仕事がしやすいです。
確認を急ぐ業務が多い
外来には患者さんが毎日たくさん訪れますし、診察が終わったら基本自宅に帰ってしまいます。
患者が帰るまでに必要な診察や治療を受けてもらう必要があります。
なので、
「後で確認すればいいか….」
というのは基本できません。
その場その場で疑問に思ったことを解決して実施していかないと、次の患者さんの対応をしているうちに忘れてしまう可能性があります。
何で人に話しかけるのが苦手、とか言ってられないんですよね(^◇^;)
外来患者さんの訴えをいち早く知る必要がある
外来では1人の患者さんを見る時間って、そんなにないんです。
ぱっとみて
- この人辛そうだな〜
- 早めに診察に入れたほうがいいかな〜
など判断することも多々あります。
普通に診察に来たけど、
なんか顔色おかしくない?
ちょっと呼吸変じゃない?
「なんで救急車呼ばなかったの〜!?」
っていう感じの人もいたりします。
ちょっとの異変に気付き、場合によっては患者さんに声をかけてあげることも必要になります。
そんな時、患者さんに話しかけるのが苦手….なんて、やっぱり言えませんよね。
コミュニケーションを取らないこと=ミスにつながる
ということで、外来看護師がコミュニケーションを取らないことは、仕事のミスにもつながるんですよね。
嫌でもコミュニケーションをとらなければなりません。
病棟勤務にも言えることなんですがね。
外来では病棟よりも、よりスピード感があるイメージです。
躊躇せずにどんどんコミュニケーションをとる勇気が必要です。
人見知りでも外来看護師はできます
人見知りでも外来看護師はできるんですよ。
私の職場にも人見知りっぽい人が2人くらいいますが、それでもうまく仕事をこなしています。
でもそんな人見知りさん達も、それなりにコミュニケーションを図ろうと努力はしています。というかせざるおえないというか笑
私も外来勤務したての頃は、ビクビクしながら人と会話してましたし….
なので「慣れ」ですよね(^○^)
外来看護師のコミュニケーションのコツ
はっきりした声で話す
外来フロアは比較的ガヤガヤしているので、モゴモゴ話していると言いたいことが伝わらないこともあります。
なので、はっきりした声で話すように心がけます。
とは言っても、怖い患者さんとか怖い医師だとつい声も小さくなってしまうかと思うのですが…そこは勇気を出して、はっきり話すようにします。
とはいっても、あまりにも大きな声で話すのも患者さんのプライバシー保護の観点からすると問題なので、場所や状況を選んで、相手にしっかり伝わるようなコミュニケーションを心がけたいところです。
患者さんに興味を持つ
外来には患者さんがたくさんくるので、「いちいち顔だの症状だの覚えられない〜」なんて不安な人もいるかと思いますが、
患者さんに興味を持つことで、意外と覚えられます。
名前までは覚えられなくても、顔の特徴、表情感情、症状、訴えなどちょっとでも記憶に残しておくことで、
例えば診察が終わった後に伝えたいことがあった場合でも、混み合った待合室の中で探しやすいですし、
次に診察に来た時に
「傷、だいぶ綺麗になりましたね〜」
とか
「前回も痛そうだったけど、まだ痛そうですね〜」
など、患者さんとコミュニケーションがとりやすいですよ。
名前は必ず確認。
注射などの処置以外でも、患者さんに何か説明する際は、説明前に必ず名前の確認をするようにしています。
特に高齢の患者さんって、こちらのいうことは普通〜に「ハイハイ」と聞いちゃうので^^;
相手の言い分をまず受け止める
外来患者さんは具合が悪い状態で、長い待ち時間を強いられるので、
イライラしている人も多く見かけます。
イライラをこちらにぶつけてくることも。
そんな時はとりあえず相手の言い分を聞いてあげることで、少しスッキリしてもらえること多いです。
話すら聞いてもらえない状態って、誰でもイライラしますもんね。
医師に対しては性格によって対応を使い分ける
外来勤務で結構ネックとなるのが、医師との関わりです。
普通の優しい医師もいますが、ひと癖もふた癖もある医師もいますので(←失礼w)それなりにストレスがたまります。
しかし、医師の性格によって対応を使い分ければ、問題はありません。
医師の性格は先輩看護師から情報を得ることもできますし、
実際に自分で関わってみて知ることもあります。
その中で
「今は話かけちゃダメだな〜」
とか
「怖そうだけど、意外と気軽に話しかけてもいいんだな〜」
などが徐々にわかってきます。
疑問点は必ず確認
外来勤務においては、疑問に思ったことはどんどん確認していくと仕事がしやすいですよ。
勤務したては特に、疾患などもわからないものがあると思うのですが、
話しかけやすい医師に質問したりすることで、自分も学べますし、
医師と仕事がしやすくなります。
また看護師間でも、わからないことははっきりと伝えましょう。
わかっている風に見せかけるのはやめましょう。
ミスをしてしまう方が断然めんどくさいです。
まとめ
人見知りナースにとって、外来に勤務したての頃は結構ストレスを感じるかもしれませんが、慣れてしまうと意外とそうでもないです。
逆に人見知りを克服するチャンスだと思うといいかもです。
私も外来歴7年目になりますが、
小さかった声もだいぶ大きな声になったし、多くの人と話す機会も増えたし楽しい。
外来で働いてみてよかったな〜と思うことがたくさんです。
参考にしていただけると嬉しいです。
ではではおしまいです〜。