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ケンタッキーがサンドからバーガーに名称変更した理由は?「おーいお茶」も?

ケンタッキーがサンドからバーガーに名前を変更。その理由は?

2022年10月にケンタッキーフライドチキン(KFC)が「サンド」の名称を「バーガー」に変更しました。

私の大好きなケンタッキー様。名前はどちらでもかまいませんが。

ですが、名称を変更したところ、売り上げが大幅に増えたそうです。

価格も材料も変更したわけでもないのに、名称を変更しただけで売り上げが上がってしまうのはいったいなぜなのでしょうか?

売り上げが上がる理由には親しみやすさ、わかりやすさ、名前のインパクトなどが関係しているようですよ。

今回は名称変更すると売り上げが上がるしくみや変更したことによって売り上げを大幅に伸ばした商品の一例を紹介していきます。

名称変更するだけで売り上げが上がる理由

今回ケンタッキーが「サンド」を「バーガー」に変更しただけで売り上げが上がった理由の中には「名前の親しみやすさ・わかりやすさ」が関係しています。

KFC以外のファストフード店では「ハンバーガー」から「バーガー」という名称の方が多く使われています。

日本国内においては「サンド」よりも「バーガー」の方がなじみ深くなっているようです。

一方「サンド」という名称はサンドイッチを連想する方が多いよう。

「チキンサンド」というと「チキンをはさんだサンドイッチ」をイメージしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?

また名称変更をした大きな理由の一つには、現代ならではの注文方法にもあったようです。

今の時代の販売方法においては、店頭販売だけでなく宅配での注文も多くなってきましたよね。

ネットで注文する際はまず「バーガー」と検索する方が多く、KFCの「サンド」は検索に引っかからなくなってしまいました。

そこで「バーガー」に名称変更したところ、検索の選択肢にKFCが入るようになったそうです。

まさに現代ならではの解決方法といえますね。

ケンタッキー以外にも?名称変更しただけで売り上げが大幅に増えた商品例

ケンタッキーの他にも、名称を変更しただけで大幅に売り上げが上がった商品の代表例としては「おーいお茶」が挙げられます。

今ではお茶は清涼飲料水としてどこでも販売しています。

しかし、昔はお茶は家で飲むものであり、販売などありませんでした。そんななか、伊藤園が1984年に販売したのが「缶入り煎茶」でした。しかしお茶を買うという文化が定着していなかった昔では売り上げは伸び悩んでいたそうです。

そこで名称に関する意識調査を行ったところ「煎茶」という名称が世間ではなじみがなかったことがわかりました。

そこで1989年にCMのフレーズで使用していた「おーいお茶」に名称変更したところ、売り上げは前年比の4倍と大幅増。親しみやすいネーミングとわかりやすさが世間に馴染み、定着していったことが売り上げ増加につながったということです。

ネーミングって大事ですね。

まとめ

商品の名前というのは、その商品のイメージを決める大事な要素であり、売り上げにつながっていくものだということがわかりました。

新商品を作る際は安易に決めるのではなく、世間への親しみやすさやわかりやすさ、またその名前のインパクトで世間に認知してもらい、定着していくことが大切なんですね。

困ったときは是非参考にしてみてください。

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レディースファッションメディア『Sorte puls』さんでレビュー記事を書かせていただきました。 人気のグラマラスタイルのレビュー記事です。 Sorte plusはここから
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