キットカットは小さくなった?その理由は?
私たちが子供の頃から身近にあるお菓子「キットカット」。
チョコのお菓子といえばキットカットですよね。
このキットカットですが、「サイズが小さくなった」と話題になっています。
SNSなどのネット上ではリニューアル前とリニューアル後の大きさを比較する写真なども上げられ、
「コスト削減でこっそりやるな」
「消費者を馬鹿にするな」
といった批判まで出るようになってしまいました。
キットカットを製造しているネスレも実際にリニューアルしてサイズを小さくしていることを認めています。
なぜ小さくしたのでしょうか?
今回はその理由を紹介していきます。
キットカットの歴史
キットカットは1935年にイギリスで「チョコレートクリスプ」として誕生。
その後「キットカット」と名称を変えて販売されるようになりました。
ちなみにキットカットの有名なフレーズ
「Have a break, have a KITKAT」は1958年には使われていて、
現在でもCMなどでも使用されています。
そんなに古くから使われていたことに驚きますね。
日本では1973年に販売が開始され、
1988年に現在のネスレ社での取扱いを開始しました。
現在では世界第二位の消費量を誇るまでに成長しました。
サクサクの食感が日本人の口に合ったんでしょうね。
今ではコンビニやスーパーなどでもよく見かけるほど
身近なお菓子として世間に定着しています。
キットカットが小さくなった理由
すっかり世間に定着したお菓子だからこそ、
サイズが小さくなった時の反響は大きいものでした。
販売元のネスレの説明によると
「砂糖の摂取を控えたい」という声が多かったことを受けて、
砂糖の使用量を減らしたレシピを開発、
また「カロリーが気になる」ことから
1枚当たりのサイズを食べやすい
1口サイズに変更したとのことでした。
実際に1枚当たりの重量は11.6gから9.9gのサイズへ変更となっています。
しかしサイズが小さくなったことで値段も変わったのかいうと、
価格はリニューアル前と据え置きで同じ金額での販売になっています。
これでは「実質の値上げではないか」「ステルス商法じゃないか」と疑われても仕方がないところですね。
実際にサイズ変更せずに値上げしても構わなかったと小さくなったことに悲しむ人もいたようです。
まとめ
キットカットはリニューアルしてサイズが小さくなったことは本当でした。
その理由としては砂糖の使用量を減らしたこと、
カロリーが気になる方への配慮から一口サイズに
変更したということが販売元ネスレからの説明でした。
しかし消費者からはその説明に納得がいっていない方も多いようです。
今キットカットだけではなく、さまざまな商品が値上げをしている状況です。
キットカットも近いうちにまた価格変更やサイズ変更があるかもしれません。
値上げは世間の風潮から仕方ないことかもしれませんが、サイズが小さくなるとやっぱり損をした気分になっちゃいますね。
サイズはこれ以上小さくはならずにこれからも販売していってほしいですね。