かかとをつけてしゃがめない子供が増えている?原因や対策をお伝えします!
日本人ならなじみの深い「しゃがむ」という動作。
かかとをつけてしっかりとしゃがむことができない子どもが増えているそうです。
しゃがむ動作には、足首を含む関節の筋肉を柔らかさが必要です。
今回はしゃがめない子供が増えている原因と、しゃがめるようになるために今日からできる対策について紹介します。
かかとをつけてしゃがめない原因は?
かかとをつけてしゃがめない子供が増えている最大の要因は「生活様式の変化」です。
昔のトイレは「和式」が主要であり、排泄を行うためには「しゃがむ」という動作は必須でした。
しかし、近年は家庭でも洋式便座が主流になり「しゃがむ」ことが極端に少なくなりました。
また、和室から洋室が主流になったことにより「床に座る」動作が減り、「イスに座る」ことがメインの生活に変化しました。
これらの変化により、正座やあぐらをかくことが減りました。
その結果、足首や膝の筋肉を使う機会が減り、結果として「しゃがめない」という事態に陥っているのです。
かかとをつけてしゃがむためには?具体的な対策をお伝えします!
しゃがめるようになるためには日頃からのストレッチが大切です。
特に下記の2点の筋肉を柔らかくすることを心がけるとよいでしょう。
まずは足首です。
床に座った後、手で足首を持ち、足首をぐるぐると回してみましょう。
最初はゆっくり、また右回転・左回転と両方に回転させて行くことで
次第に足首の筋肉が柔らかくなります。
自分の足首を触って硬いところがあれば、ゆっくり押しながら筋肉をほぐしていくのも効果的です。
また、意外に思われるかもしれませんが、すねの筋肉を柔らかくしておくことも重要です。
レッグウォーマーなどを用いて日頃から筋肉を温めておき、柔らかくする工夫をしてみるのも良いでしょう。
お風呂上がりなどの際にゆっくりもみほぐすことで次第にすねの筋肉も柔らかくなりますよ。
もし小さい子であれば、遊びの中にストレッチの要素を取り入れるのも良いでしょう。
ウサギ跳びやカエル跳びなどは、動作のなかに「しゃがむ」が取り入れられています。
もっと小さい子であれば、
ご両親の足の上に子供の足をのせて一緒に歩く「ペンギン遊び」もおすすめです。
バランスをとりながら足の筋肉をほどよく使う事が出来る遊びと言えるでしょう。
まとめ
近年の生活様式の変化により、しゃがめない子供が増えていることが分かりました。
しゃがむ事が出来ないと、運動の際、けがをしやすくなります。
日頃からしゃがむトレーニングを実施し、けがをしにくい身体を作りましょう!