今は高校も支援金があって、実質無償化だよね?
公立高校に入ってくれたら学費はタダなのかな?
お金かからないから助かる〜〜
いやいやちょっと待ってくださーい。
まっっっったくお金がかからないわけではないですよ〜!
たしかに高校の授業料は国から補助が出ていますし、私立高校も実質無償化として令和2年より補助金が手厚くなりました!(年収による)
じゃあ公立高校は私立と比べて学費は安いから、ほぼタダのようなものでは?と思ってしまいますが、公立高校も意外とお金がかかるんですよ〜。
ということで今回は直前で焦ってアタフタしないように、公立高校でかかるお金の実際をお伝えしていきたいと思います!
よければ見ていってくださいね〜•*¨*•.¸¸♬
まずは国の就学支援金について!
ご存知の方が多いと思いますが、高校の授業料は国の就学支援金によって実質無償となっていて、家計の負担が軽減されています!
公立高校は約11万8800円
私立高校は年収目安590万円までの家庭に最大39万6000円まで
(※全日制の場合)
私立高校への入学の場合。
各都道府県などでは、国からの支援金に上乗せして、入学金や施設利用費部分も補助してくれる独自の制度を持っているところもあります。
各ホームページなどでチェックしてみてください。
高校入学でかかる費用
入学前にかかる費用
やはり高校3年間の中で、入学時が出費が多いです。
新しく購入するものが多いですからね💦
表にまとめてみました!

⑤⑥⑦については必要な人が購入するものですが、遠方まで通学する子は必要になるかと思います。
話がずれちゃいますが….
高校生は荷物がすごく多いので、通学のたびに重い辞書を持って行くのは大変です。
電子辞書はコンパクトなので息子も気に入って使っています!
高かったけど買ってあげてよかった一品。
入学祝いのプレゼントにもいいかもです♪
入学後にかかる費用
入学後も少しずつではありますが、お金はかかります。
こちらも表にまとめますね。

定期代や部活用品について
定期代や部活用品は各家庭によって金額が全然違うと思います。
定期代に関してはあらかじめネットで定期代も調べられるので、要確認です。
諸経費について
学校によって金額は違いますが、授業料以外に諸経費がかかります。
内容としてはPTA会費、生徒会費、講演会費、修学旅行積立金などがあります。
一括払いではなく月払いや数回に分けて引き落としになると思いますが、年間で上記の金額は見積もっておいた方が良いです!
修学旅行に関しては海外に行かれる学校もあるので、そうなると積立金はさらに増える可能性があります💦
国の就学支援金は『授業料のみ』なので注意!
就学支援金の案内を見ると【実質無償】に目がいってしまい、
つい「お金がかからない」と思ってしまいがちですが、
支援されるのは授業料部分だけであって、入学金や諸経費に関しては対象外。
そして上記にまとめたように授業料の他、意外とお金がかかることがわかります。
(私立よりはマシなんだろうけど💦)
お子さんの入学する高校が公立高校で学費が安かったとしても、特に入学時はまとまったお金が出ていくので、あらかじめ用意しておくのが安心です!
授業料以外の費用を用意するのが難しい場合
高校生等奨学給付金
生活保護世帯や住民税非課税世帯(年収目安270万円)の家庭が対象で、返還不要の給付制度です。
授業料以外の費用(教育費)について、用意するのが困難な家庭に対してその支援をしてくれます。
教科書類、学用品費、通学用品費、教科外活動費、生徒会費、PTA会費、修学旅行費、入学学用品費など
各都道府県で詳細は違ってくるので、文部科学省ホームページの『高校生等奨学支援金のお問い合わせ一覧』でお住まいの地域の制度についてご確認ください!
ちなみに国の基準給付額は以下のようになっています!

高等学校等奨学金
高校生に対しても奨学金制度があります!
こちらも各都道府県で詳細は変わってくるので、気になる方はお住まいの奨学金制度について調べてみてください。
日本学生支援機構(JASSO)ホームページで調べられますのでリンク貼っておきますね!
家計急変への支援
保護者が失職、倒産などの家計急変により収入が激減し、低所得となった世帯に対し、収入の変動が就学支援金の支給額に反映されるまでの間、就学支援金と同等の支援を行います。
国の修学支援制度の対象ではない人が家計の急変によって低所得になってしまった場合の制度ですが対象の人は覚えておくと安心ですよね!
窓口は学校か、学校のある都道府県になっているので覚えておきましょう!
まとめ
未来ある子供たちが、学費の心配なく学校へ通えるように色々な支援制度があります。
先ほども述べたように、支援制度は各自治体で細かい内容が違ってきますのでお住まいの地域の奨学金や給付制度を調べてみてください!
高校入学までの期間にまだ余裕がある方は、ぜひ入学の初期費用の準備をしておくといいでしょう!
では今回はこれでおしまいです。