はい、ちょっと待ってくださーい!
マイホームは多くの人の憧れですよね。
家賃を一生払い続けていくのがもったいないと感じる人もいるでしょう。
しかしマイホームって住宅ローン以外にもお金がかかるんですよ。
ということで今回は住宅ローン以外にかかる諸経費の話や、家計がカツカツにならないために返済比率について説明していきたいと思います。
- マイホームが欲しい方
- 住宅ローンは家賃代わりだとお考えの方
- ローン以外の諸経費について知りたい方
こんな方に役立つ記事かと思います!
家は後々資産になるの?
とかよく聞きませんか??
確かに家や土地自体は最終的に自分の資産にはなりますが、
住宅ローンは家計の【負債】の部分に入ってしまいます。
住宅ローンがある限り、”我が家には【負債】がある”ときちんと意識しておいた方がいいです。
新築も住宅ローンを完済する頃には…
マイホームを新築で購入して住宅ローンを30年、35年と組んだとします。
住宅ローンを払い終わる頃には、家の築年数もそれと同じ30年、35年くらい。
その頃にはだいぶ老朽化も進んでいて、修理や大規模なリフォームが必要になる可能性があります💧
ローンだけじゃない。諸費用はどんなものがあるの?
家を建てたり買ったりしたあとは、住宅ローンの支払いだけしていれば良いというわけではありません💦
税金
家を建てたり、買ったりすることによって色々な税金がかかってきます。
- 不動産取得税(名前の通り、不動産を取得したら税金がかかります)
- 登録免許税(登記の時にかかる)
- 印紙税(建物の建築や銀行からの借り入れなどの契約書には税金がかかります)
- 消費税(建物のみにかかる。土地にはかからない)
不動産取得税以外の税金は住宅ローンに含めて融資してくれたりする銀行も多いので、頭金ゼロのフルローンで購入すると気付きづらいですが、色々税金がかかっているんですよ。
- 固定資産税
- 都市計画税
固定資産税も都市計画税も毎年払うものです。請求は一緒にきますよ。都市計画税はすべての人が対象ではなく、市街化区域内に土地や建物を持っている人が払うものです。
点検、各修理費用
地方だと浄化槽の設置が必要になることもあり、設置した場合毎年の法定点検、業者による定期点検、清掃などで年間で費用がかかります。
(年2〜3万円程度)
その他にエアコンが壊れたなど、突発的に修理が必要になったり、老朽化で大規模な修繕が必要となれば、その分費用がかかります。
火災保険など
火災保険は住宅ローンを借りる際に加入することになっていますが、別途家財保険や地震保険など、必要があれば加入します。
しかし近年は豪雨や台風被害が多いし、地震のリスクも相変わらずあるので、ハザードマップを確認して必要な保険には加入した方がいいでしょう。
地震保険は保険期間が5年までで、1年ごとに払うより5年の長期契約の方が保険料が安くなるのも覚えておきましょうね。
返済比率について!
と思っちゃいませんか?
ちょ、ちょっと落ち着きましょう。
ローンを組む上で、大切なのが『返済比率』。
収入(税込)に対して返済額が何%あるかってことです。
借入可能額は年収や銀行によって変わりますが、中には返済比率30%とか、35%以内でも借入可能となるところももあるようです。
しかししかし。
借りられる金額と、返済していける金額を混同しないことが大切です。
住宅ローンの返済比率は25%以内が理想的
一般的に言われるのは、住宅ローンを組む際は年収の25%以内に収めることが安心な範囲です。
例えば年収500万円の人が住宅ローンを組むとして、返済比率を25%以内に収めるとすると
年間の返済額を125万円以内に収めることが理想です。
例えば年収500万円の人が金利2%、35年返済で3000万円の住宅ローンを組んだとすると、毎月約10万円の返済となります。
住宅ローンの返済金額だけを見ると、25%以内に収まりそうですが、やはりその他にかかる経費も一緒に計算すると返済比率が25%以上になるのは確実なので、ちょっと苦しいかなー、といった感じです。
今は金利が安いので、月々の支払額は上の例よりは安いかもしれません。
が、必ず諸費用も含めた計算をすることが大切になります。
諸費用はいくらかかるのか必ず調べておきましょう!
まとめ・人生お金がかかるのは家だけじゃない
素敵な家を無理して買っても、せっかく家を建てたのに家計はカツカツで家庭崩壊、、なんてことも最悪考えられますよね。
生きていると家以外にも沢山お金がかかります。
子供の教育、介護、医療、自分が楽しむために使うお金などなど。
長期的な目線で計画を立てていくことが大切ですね。
では今日はこれでおしまいです☺️