看護師の転職活動にハローワークを利用するメリットとは!
看護師のみなさま、ハローワークって使ったことありますか?
私の周りでは転職を考える時って転職サイト(転職エージェント)を利用する人が多数で、
「ハローワーク行ってきたわ〜」
っていう人、いないのですが…皆さんの周りではどうですか?
どちらかといえば影薄めな存在かなというイメージです(^◇^;)
しかし私の場合はハローワーク、結構活用しています。
そこでこの記事では
- 看護師の転職活動にハローワークは使えるのか?
- ハローワークのメリット・デメリット
- ハローワークの使い方
- ハローワークを上手に活用するポイント
をお伝えしていきたいと思います!
ハローワークってどんなサービス?
ハローワークは公共職業安定所(職安)といい、求人紹介、就職相談、職業訓練、履歴書の書きや面接などのセミナー、紹介状の発行など、就職や転職をする際のサポートを行なっている公的機関です。
求職者だけでなく、雇用する側も、誰もが無料で利用できるので、転職エージェントのように紹介料が発生しないのも特徴です。
高齢者や新卒者、子育て中の女性向けなど専門サービスなどもあって、より職を見つけやすい環境が整えられています。
事業所数は全国に544箇所。(2021年調べ)
ハローワークの転職はおすすめしない?メリットとデメリット
誰もが無料で利用できるハローワーク。
しかしハローワークを検索すると、「ハローワーク おすすめしない」なんてサジェストキーワードが出てきます。
本当にお勧めじゃないのでしょうか?
私は使い方次第で、十分活用できると思うのですが…。
そこで次にハローワークのメリット・デメリットをまとめていきますね。
ハローワークを使うメリット
掲載求人が多い
私の場合、仕事をやめたくなるとハローワークに行って求人を見に行くことが多いですが(笑)、看護師で検索すると出てくる求人の数、結構あります。
転職サイトで検索して、いざ求人情報を見ようとクリックすると
みたいなバナーが出てきて萎えますよね(´Д` )
個人情報を登録してまで探したくない。
まだ本決まりではないけど、求人は見たい時って結構あります。
そういう時にハローワークに行くと、気軽に求人が見れるのでお勧めです。
そしてハローワークは雇用する側にとっても無料なので、求人を掲載するのも無料。
ですから、なるべくお金をかけたくない小規模のところなんかも求人が出ていたりします。
例えば
- 市役所の非常勤職員(看護師として)
- 健診事業をしている企業
など、あまり見ない求人もたま〜〜出ていることありますよ。
失業保険を受給している人は再就職手当がもらえる
前職を退職し、失業保険をもらっている最中の人が、失業保険の支給日数を残して再就職すると「再就職手当」というものがもらえます。
失業手当の支給日数の
- 2/3以上残して再就職した場合… 基本手当の支給日数の70%
- 1/3以上残して再就職した場合… 基本手当の支給日数の60%
が給付率です。
条件としては下記です。
- 受給手続き後、7日間の待機間を満了後に就職したこと
- 就職日の前日までの失業認定を受けた上で、基本手当の支給残日数が、所定給付日数の1/3位上あること
- 離職した前の事業所に再び就職したものでないこと
- 受給資格に係る離職理由により給付制限がある方は、求職申し込みをしてから待機間満了後1ヶ月の期間内はハローワークまたは職業紹介業者の紹介によって就職したものであること
- 1年を超えて勤務することが確実であること
- 原則として、雇用保険の被保険者になっていること
- 過去3年以内の就職について、再就職手当または常用就職手当の支給を受けたことがないこと
- 受給資格決定前から採用が内定していた事業者に雇用されたものでないこと
失業保険を受給している方は参考してくださいね。
転職サイトからのストレスがない
転職サイトに登録して転職活動をするのも楽でいいのですが、
担当者からのしつこい電話に対応するので疲れてしまう人も少なくないのでは?
ハローワークには相談窓口はありますが、こちらから聞きにいかないと声をかけられることはないですし、しつこい勧誘などはないです。
マイペースで求人を探したい人には合っていると思います。
求職相談ができる
ハローワークでは、自分で好きな求人を探すことができますが、
相談にも乗ってもらえます。
例えば
・気になる求人があるけど、土日の勤務時間がよくわからない
など、ちょっとした疑問にも相談に乗ってくれますし、場合によっては雇用側に電話で問い合わせてくれることもあります。
また希望する通勤時間や勤務形態などを伝えると、ぱっと探してくれたり。
「実際に応募するぞ」
となった際は、応募の電話もしてくれます。
こういう良し悪しは窓口の担当者によるとは思いますが、私の場合はあまり嫌な思いはしたことがなかったです。気になる方は一度相談してみてもいいと思います。
セミナーが無料で受けられる
ハローワークでは、定期的に就職に役立つ無料セミナーを開催しています。
私は失業保険をもらっている時にいくつかのセミナーを受講しましたが、
今でも役立っているものが多くあります。
例えばビジネスメールのセミナーなんかは、副業でメールのやりとりをする際にめちゃくちゃ役立っています笑
子育て中でも就職活動ができる
ハローワークでは、子育てをしている女性のために「マザーズハローワーク」というものもあって、子連れでも求職活動ができるような環境が整えられています。
子供がいて保育園に預けていない場合って、なかなか求職活動もできなくてもやもやしますが、子連れなら気軽に行けてありがたいですよね。
ハローワークのデメリット
口コミなど内部の詳細がわからない
ハローワークでは多くの求人が掲載されていますが、その求人がどういう職場かは求人票を見ただけではわかりません。
せっかく就職したのに、入ってみたら人間関係が最悪だった。
残業がめちゃくちゃある、など。
内部の見えない情報まではわかりません。
そのため、自分で口コミなどを検索し、どんな職場なのかをリサーチする必要があります。
サポートが受けられない
転職サイトに登録すると、基本担当者がついてくれて、転職までサポートしてくれると思いますが、ハローワークはそのようなサポートはありません。
簡単な問い合わせや応募の電話はしてくれますが、それ以外は自分でやる必要があります。
「転職活動がうまくいくか不安」
「誰かのサポートが欲しい」
そんな人はハローワークは使いづらいかもしれません。
忙しいとなかなか通えない
ハローワークの開所時間は平日の9時〜17時までなので、
仕事が終わってから行くのは不可能ですよね。
なかなか時間が取れなくて、忙しい人には向いていないかもしれません。
ただ、今はネットで求人検索もできます。
求人検索だけは家で時間のある時にして、応募した求人があった時に休みの日を利用して行ってみるなどすればOKかと思います。
向いている人、向いていない人
ここまでハローワークについて説明してきましたが、ハローワークが向いている人、向いていない人はどんな人でしょうか?下記にまとめてみました。
- 家の近くで働きたい
- マイペースで求職活動したい
- 公的機関で働きたい(公立病院のほか。市役所職員なども)
- 自分で行動できない人
- 1人での転職活動に不安がある人
ハローワークを上手に使うポイント
自分の希望条件を明確に。
仕事内容、雇用形態、勤務時間、
→希望条件を出しておくと、応募の際に電話で聞いてくれることもあります。
新しい求人を探すならハローワークが確実
転職サイトだと、求人ページはあるのに問い合わせたら募集停止中だったりすることありませんか?
勇気を出して問い合わせたのに、募集していなかった時ってちょっとガッカリしますよね。
ハローワークの求人は掲載期限が決まっているので、新しい求人を見つけることができます。
ただ人気の求人に関しては、求人票はが出ているのに、応募の電話の段階ですでに採用が決まってしまっている場合もあります。
転職サイトを併用するのもあり
転職サイトでは、過去に転職をした方の口コミを数多く持っています。
気になる求人の口コミなどを知りたい場合は、転職サイトの方に相談してみるのもアリですよね。
就業条件や人間関係などが不安な方は転職サイトも併用するといいです。
自分でリサーチする努力もする
ハローワークの求人だけみて転職を決めるのも、それはそれでアリです。
しかし転職に慎重になっている場合は、次の転職先も調べられるだけ調べておいた方がより安心です。
- 病院のホームページ
- 病院の口コミ
- ナースの口コミサイト
- 実際に行って建物や敷地内を見てみる
このくらいしてもいいかなって思います。
(私だけ?)
年齢がいけばいくほど、新しい環境に馴染むのが大変です笑
実際に転職したらこんな感じです( ̄▽ ̄;)⬇︎
アラフォー看護師が転職して大変だと感じるところ【意外としんどい】
まとめ
看護師がハローワークを使うメリット・デメリットなどをまとめてみました。
ハローワークは忙しい人にはちょっと不便だったりしますが、結構使えます。
まだ利用したことがない人はぜひ行ってみてくださいね╰(*´︶`*)╯
ではおしまいです。
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