看護師の給料が上がるのはいつから?いくら上がるの?岸田総理の公言は本当なの?
看護師の給料が上がるとの話を耳にした人もいますかね。
私もチラッと耳にしてはいましたが、
という気持ちでいたので、大した興味ありませんでした、失礼ながら(^◇^;)
それでも一応は上がるみたいなので、今更ながら看護師の賃上げニュースについてまとめてみたいと思います。
興味のある方は見ていってもらえると嬉しいです。
看護師の給料が上がる?岸田総理の公言は?
2021年10月に岸田総理は経済政策に「成長と分配の好循環」を掲げ、具体策として、看護師などの給料アップを打ち出しました。
介護職員や保育士、幼稚園教諭に対し、2022。2月〜9月までの間で月収の1〜3%、看護師は1%のアップだそう。
看護師の給料がなぜ上がらないはなぜ?
看護師の給料は病院なら診療報酬などの公費から支払われています。
給料が公的な仕組みで決められてしまうのです。(公的価格)
看護師の給料がドカンと上がらない理由はここにあるのですね。
公的価格とは、そのサービスの価値が国によって価格として決められること。
しかし今回、岸田総理が看護師などの賃金を上げると。今までお金を出していなかったところにお金を出す。財源はどこなのでしょう?
財源はどこから?
看護師の給料を引き上げるための財源について、岸田総理は「税を引き上げることによって財源にすることは想定していない」とのこと。具体的な財源はわかりません。
個人が支払う所得税や消費税などではなく、私たちがパッとわかりづらい税金でアップされてたら、なんだかな〜。
看護師の給料はいくら上がるの?
さて、実際に給料はどのくらい上がるのかが一番気になるところなのですが・・・
ちなみに看護師の給料の平均はこんな感じです↓
- 高卒3年課程の新卒看護師 〜 286000円
- 大卒新卒看護師 〜293198円
- 勤続10年の看護師(非管理職)〜349612円
※税込給料です
大体30万円程度ですかね。
先ほども書きましたが、
看護師は2022年2月から1%、9月までに恒久的に3%引き上げる
とのこと。
月額にして4000円、3%は9000円くらい。
この金額、看護師の皆さんはどう思いますかね。
9000円でもあげれば嬉しいと思う人もいるでしょうが、
コロナ病床を担当している看護師なんかは、
「え、9000円かよ」
って思うかもしれまんね。
私なら思います(^◇^;)
9000円なんて、ちょっといい洋服買ったら無くなりますし・・・
個人的にはもう少し上げてほしいという思いですが( ̄▽ ̄;)
対象は決まっているの?
今回補助金の対象となったのは、
「地域でコロナ医療など一定の役割を担う医療機関 に勤務する看護職員」
だそうです。(全国の約2,800病院、約57万人の看護職員が対象)
訪問看護ステーションや介護施設などは対象にならなそうですね。
ちなみに、地域でコロナ医療など一定の役割を担う医療機関とは以下のいずれかに該当する病院というのは、
①(診療報酬の)救急医療管理加算を算定し、救急搬送件数が年200 件以上の病院
②三次救急を担う病院(救命救急センターなど)
お勤め先病院が「救急医療管理加算」をとっていたり、救急車の受け入れを多くされているようなら、対象になりますね。
参考サイト:日本看護協会
給料が上がったとしても疑問な部分
賃金の引き上げは看護師にとって嬉しいことではありますが、
4000円だの9000円だの、給料として反映されても実感がわかない金額ですよね。
ちょっとした残業代レベルなので、とても複雑な心境です。
しかも対象者が決まっているので、
訪問看護や介護施設などの看護師は対象じゃない。なぜ。
というか訪問看護ステーションも、介護施設もかなり忙しいですし、かなりの労働量ですからね。
全ての看護師の給料を上げてほしいですね・・・
しかも、この制度は看護師本人が直接手続きしてもらえるお金ではないので、支払うかどうかは経営者の判断・・・
本当に支払ってくれるのでしょうか?
まとめ
この記事では看護師の賃金アップについてまとめました。
今回、少しだけ給料が上がるようですが、看護師の給料は公的価格で決定されているため、大幅な賃金アップ・・・とまではなかなかいかないかもしれませんよね。
とりあえず、上げてもらえる分はいただくとして・・・笑
対象の看護師は、きちんと給料に反映されているのか要チェックですね(`・∀・´)
ではおしまいです。